「釣りを始めてみたいけど、何から始めればいいのかわからない…」
初めての方が抱く一番の難関はここだと思います。
釣りにはさまざまな種類があり、釣具屋へ行くと竿やリールもたくさん並んでいるため、初心者の方は何を選べばいいのかわからなくなってしまいます。
また、どんな場所で釣りをしていいのか。いくらくらいのお金がかかるのかなども気にされると思います。
しかし、最初から難しく考える必要はありません。
この記事では、これから釣りを始めたい初心者の方向けに、
- 釣り場の選び方
- 揃える釣具
- 釣りをするために必要な道具(釣具以外)
- 釣りに行くまでの流れ
などをわかりやすく解説します。
釣り場の選び方

まずは釣り場をどうやって選ぶのかですが、一番わかりやすいのは、釣具屋さんのHPで紹介されている釣り場に行くという方法になります。
釣り場には「漁港」や「堤防」や「海釣り公園」や「海岸(浜辺)」や「磯」など地形によっていろんな場所がありますが、まずは「漁港」「堤防」「海釣り公園」の中から釣り場を選んでみましょう。
漁港は船が止まっている場所で、街灯があったり、船の下の影などに魚が潜んでいます。
堤防は漁港と似ていたり、隣接されていることもありますが、岸を波から守ために作られている事が多いです。
大きくて長いものもあれば、短いものもあり、外海(外洋)と内海(守っている陸側の海)の2つで釣りをする事ができます。
海釣り公園は岸からまっすぐに海側へ伸ばした堤防というケースが多く、人の手で管理されています。
その代わり、駐車場やトイレ、ゴミ箱までしっかり完備されていて、釣果情報もたくさん載っていることが多いです。
人気な場所もたくさんあり、釣り人同士の間が狭いこともあるので、釣り場はいくつか探していくことをおすすめします。
私がよく釣りをしている和歌山県なら、「田ノ浦漁港」や「和歌山マリーナシティ」、「衣奈漁港」、「南部堺漁港」、「新芳養漁港」などがおすすめです。
田ノ浦漁港は初夏によく小アジなどが釣れる場所で和歌山市内にあるので大阪からも比較的近い場所にあります。
釣具屋さんからの情報発信も定期的にされているので、初心者の方は情報が得やすいのでおすすめです。
和歌山マリーナシティには有料エリアと無料エリアの2つがありますが、初めての方は有料エリアがおすすめです。
釣果情報も上がっていますし、マダイや青物も釣れる可能性がある一級ポイントになります。サビキ釣りでも小アジが釣れたり、ちょい投げ釣りでいろんな魚が釣れます。
衣奈漁港は和歌山の中紀エリアにある釣り場で、非常に静かで穏やかな地域ですが釣り人が集まる人気スポットになります。外海側は海面まで高いので初めての方には少し怖いと感じるような場所だと思います。
お子様がおられたら特に注意ですが、カゴ釣りでマダイなども釣れるエリアになります。
南部堺漁港は釣具屋さんからの情報発信も多く、小アジなども釣れる時期があります。
また、堤防の先端ではグレやチヌを狙えるので、小アジよりも少し大きな魚が釣れる堤防になります。
水深も深く、いろんな魚がいるので面白いポイントになります。
新芳養漁港は時間が限られますが、朝まずめと夕まずめにアジが釣れ出すという漁港になります。
釣り場も広く、海面までも近いので釣りがしやすい場所になります。
サビキ釣りで十分楽しめるのでおすすめです。
釣り場を調べるときに気をつけておくこと
釣り場を調べる際には、以下のポイントに意識して調べると快適に過ごすことができます。
- 駐車場があるのか
- 駐車場にお金がかかるのか
- トイレはあるのか
- 近くの釣具屋さんはどこなのか
- 最近はどんな魚が釣れているのか -「釣果情報」
場所によっては駐車場にお金がかかる釣り場もあります。事前に調べておくことで、お金の準備もできると思いますし、お金がかかることを承知の上で釣り場に向かうこともできます。
駐車場にお金がかからない場所もあります。そういった時には駐車場として解放されている場所に止めたり、路肩のような場所だと端に寄せたりと気を遣いながら利用しましょう。
駐車場にお金がかかる場所で、釣り人のために駐車場があるという場所はお手洗いやゴミ箱が併設されている場所も多くあるので環境面でも釣りがしやすくなります。
また、釣りに行く道中で釣りエサを購入する方が多いと思うので、釣り場に行くまでのルートで釣具屋さんはあるのか。朝通る時間帯に空いているのかというところも調べておきましょう。
もし営業時間的にいい場所がない場合は、前日に買っておいて、クーラーボックスに入れておくという方法もあります。夏場は気温が高すぎるのでエサの温度が上がり、腐ってしまわないように注意が必要です。
最後は、その釣り場の地形と、最近の釣果情報です。
どんな場所でどんな釣り方をしている人が多いのか、またどんな魚が釣れているのかといった情報は釣りをする上でとても大切です。
毎日小アジが釣れているポイントは次の日も釣れることが多く、釣れていない場所は次の日も釣れない事が多いです。
情報を収集して、楽しい釣りができるように備えましょう。
初心者におすすめの釣り方
釣りには多くの種類がありますが、初心者なら次の3つがおすすめです。
サビキ釣り
足元の海で小魚が回遊しているならサビキ釣りが一番簡単に魚が釣れる方法になります。
カゴにアミエビを入れて海へ仕掛けを投入するだけで、
- アジ
- イワシ
- サバ
などが狙えます。
初心者や子供でも魚を釣りやすいのが魅力です。
ちょいカゴ釣り
サビキ釣りより少しステップアップした釣り方です。
ウキを使って遠くへ仕掛けを投げるため、堤防の先端や沖にいる魚を狙えます。
- アジ
- サバ
- グレ
- イサキ
などを狙うことができます。
ウキ釣りは小物が多いので少し難易度は上がりますが、必要なものをしっかり揃えて、順番に仕掛けを作っていくことで釣りをすることができます。
比較的初心者の方でも引きのある大きな魚を釣ることができるのでおすすめです。
ジグヘッド+ワームで根魚釣り
最後に紹介するのは、根魚の代表魚で身近に釣れる「カサゴ」という魚を狙った釣りになります。
カサゴを狙う代表的な釣り方で穴釣りというものがありますが、こちらは消波ブロックの上に登って釣りをするので初心者の方にもカサゴが釣れやすいですが、消波ブロックから落ちる危険性もあるのであまりおすすめできません。
それに比べ、ジグヘッドとワームと呼ばれるソフトルアーの組み合わせであれば比較的簡単に魚を釣ることができます。
釣り方などはまた別記事で詳しく紹介しますが、カサゴは比較的なんでも食べる習性があるので、匂いやアクションでアピールするのが重要です。
ぜひ一度挑戦してみて欲しい釣り方になります。
必要な釣り道具

初心者の場合、高価な道具を揃える必要はありません。
まずは基本セットから始めましょう。
竿
3m~4m程度の万能竿がおすすめです。
長すぎず短すぎないため、
- サビキ釣り
- ちょいカゴ釣り
- ウキ釣り
など幅広く使えます。
釣具屋さんで初心者モデルとしてリールもついて3000〜5000円ほどで販売されております。
万能のサビキ竿があれば「サビキ釣り」も「ちょいカゴ釣り」もすることができます。
竿は釣り方によって種類が変わるので、先ほど紹介したジグヘッドとワームでカサゴを狙う方は下に添付したルアー用の竿がおすすめです。
カサゴを狙う場合は、メバルやクロダイをルアーで狙うときの竿くらいの硬さがベストです。
似たものでアジ用のアジングロッドというものがありますが、アジよりはカサゴの方が大きく、引きも強いため少し心許ないです。
リール
2500番~3000番のスピニングリールがおすすめです。
扱いやすく、多くの魚種に対応できます。
リールには小さな部品がたくさん使われており、壊れやすいものになります。
エントリーモデルとして竿とセットになっているものは初めからラインも巻かれているものが多く、使いやすさとしてはいい商品ですが、長く使っていくには少し物足りないものが多いので、長く続けていく場合はリール単体で売られているものを購入することをおすすめします。
まずは値段を抑えて始めたいという方には竿とリールのセットがおすすめです!!
また、C3000番はカサゴを狙う際も適しています。
ライン
サビキ釣りやちょいカゴ釣りをする場合は、ナイロンライン3号前後を巻いておけば安心です。
ライン自体に太さがあり、ライントラブルも少なく、初心者向けです。
ラインは数字が細い方が細く、強度が下がりますが、魚への警戒心を和らげることができます。
数字が大きくなるとラインが太くなりますが、強度も上がり、より大きな魚を釣ることができます。
カサゴを狙う場合はナイロンライン2号くらいがおすすめです。
バッカン
バッカンとは釣具や釣りエサを入れる大きなケースになります。
釣具に限らずタオルや飲食物なども入れるので大きめのサイズでも扱いやすいです。(長さ33〜40cmほどのラインナップがあります)
持ち手がしっかりしていたり、肩に掛けられるようにベルトがついている商品もあります。
値段も1000〜4000円ほどで購入することができるので、初心者の方にもおすすめの釣具になります。
他には海水浴で荷物を入れたり、車のトランクに荷物を入れる時にも使えたりするので釣りに限らず使えるところがポイントです。
クーラーボックス
釣った魚を持って帰る際にはクーラーボックスが必要になります。
大きな魚を狙う方は大きな魚が入る大きさのクーラーボックスが必要になりますし、サビキ釣りなどで小魚を狙う際には小さいサイズのクーラーボックスでも十分です。
魚を冷やす際にはクーラーボックスの中に海水を入れて氷水を作るので、釣り人用の飲食を入れるクーラーボックスと、魚を冷やしたり、エサを入れておくクーラーボックスの2個あるのが理想になります。
氷は袋に水を入れて凍らせてもいいですが、魚のひれで破れて中の水が出て、氷水の塩分濃度が薄くなり、魚の鮮度が悪くなることがあるので、ペットボトルに水を入れて凍らせておき、真水が漏れないようにするという方法がおすすめです。
また、椅子として使える座れるクーラーボックスを選ぶことも大切です。
駐車場から釣り場まで距離がある場所もあるので、荷物はできるだけ少なくしておくほうが動きやすくなります。
その他の必需品
- ハサミ
- プライヤー(ペンチ)
- 魚バサミ
- タオル
このあたりを揃えれば十分です。
釣具以外に必要なもの
釣具以外に釣り人が釣りをする上で必要なものもあります。
- 帽子
- サングラス
- 日焼け止め
- 食事
- 割り箸
- 飲み物
- 虫除けスプレー
快適に釣りをする上では日焼け対策や虫対策も気にかけておくポイントになります。
また、釣り場に持って行かないもの(車などに置いておくもの)だと、着替えや真水などもあると便利です。
堤防で釣りをしていると影がほとんどないので、真冬でない限りは汗をかきます。
そのまま車に乗って帰ってもいいですが、上だけでも着替えておくとスッキリして帰ることができます。
また、真水の水道水がないところもあるので、2Lくらいの真水を車に入れておくことも有効です。
海水は乾くとベタつくので運転する前に洗いたいものですし、海水を触った手で釣具などの鉄製のものに触れると塩分がついてサビの原因にもなります。
車の中でも塗装されている部分は錆びにくいですが、中のネジなどに触ってしまうと錆びてしまうことがあるので注意しましょう。
まとめ:釣りに行くまでの流れ
釣りに行くまでの流れを紹介します。
まずは釣りに行く日の天気を確認します。
釣竿は雷が鳴っている場所だと避雷針のような役割をしてしまうので絶対に使ってはいけません。
天気予報に雷マークがあるとその日は断念して別日に行くことが懸命です。
次は釣り場を探します。
今はGoogleで検索さえすれば釣り場情報がたくさん出てくるので便利な時代です。
まずは、釣り行く場所をざっくりと絞って、「市町村名 釣り場」などで検索してもいいですし、その場所の近くにある釣具屋さんを調べて、ホームページから釣り場情報を調べるという方法もおすすめです。
そして、確認しておくことがあります。
- 釣り場の最近の釣果
- 駐車場があるのか
- 駐車場にお金がかかるのか
- トイレがあるのか
以上を確認できたら次はどんな釣り方をするのか決めます。
魚が釣れる仕組みについて理解できていて、必要な道具さえ揃っていたらどんな釣り方をしても大丈夫ですが、一部の釣り場では「遠投禁止」など禁止事項がある場合はあるので、釣り場を調べる際に気にかけておきましょう。
初心者の方には「サビキ釣り」か「ちょいカゴ釣り」「ジグヘッド+ワーム」がおすすめですが、他にも
- 胴突き仕掛け
- ちょい投げ釣り
- 穴釣り
- アジング
- スーパーライトショアジギング
など初心者の方におすすめできる釣り方はまだまだあるので気になった方は調べてみてください。
そして、釣りに必要な道具を準備します。
大きなバッカンに釣具や小物などを入れ、持ち運びやすいようにしておきます。
クーラーボックスの中に入れるペットボトル氷は全部で3本〜5本。冷凍庫の大きさによって作れる個数が変わると思いますが、暖かい時期は多ければ多いほど魚の鮮度を維持できます。
当日はクーラーボックスに氷を入れておき、釣具屋さんへ行きます。
サビキ釣りをする場合は「アミエビ」というエサが必要で、
ちょいカゴ釣りをする場合はカゴに入れる「コマセエサ(自分で混ぜて作るエサ)」と、「刺しエサ(針につけるエサ)」の2つが必要になります。
その点ジグヘッド+ワームの場合は生エサを使わないので、前日までに購入しておけばいつでもすぐに釣りをすることができます。
釣具屋さんでエサを調達できれば、調べておいた釣り場に行き、釣り開始です。
この記事だけではまだまだ説明できていないこともありますが、釣りに行きたいと思った方にとって、流れをイメージしていただければ幸いです。
初めてでもそこまで難しくはないので、ぜひ挑戦してみてください。