和歌山県みなべ町にある岩代漁港
岩代漁港は静かな町外れにあり、小魚が集まりやすい変わった形をしている漁港になります。
初夏から初冬にかけてアジの回遊が時々あり、サビキ釣りで狙うこともできますし、アジを食べにフィッシュイーターとなる大きめの魚も回遊してくる可能性もあります。
すぐ横には広大なサーフがあり、漁港内で釣ったアジをエサに泳がせ釣りをしたり、虫エサでキスを狙ったりできます。
釣り人が比較的少ないので、土日祝でも穴場になっています。
消波ブロックのところには立ち入り禁止の看板とチェーンがあるので入らないようにしましょう。
釣り場マップ
岩代漁港がGoogleMapで出てこなかったので、周辺のマップになります。
「天神社」が一番近いです。
漁港の入り口と駐車場
釣り場の近くにはJR岩代駅があり、さらに南へ進むと漁港に入る入り口があります。
漁港内に入ると左側にスロープがあり、駐車場が見えてきます。
駐車場の置き方は線も何もないので人それぞれですが、基本的には海に向かってまっすぐ停められている方が多いです。
※漁港内にトイレはありません
漁港の様子
まずサーフはこんな感じで、広く、たとえ釣り人が何人来ても釣り場は確保できそうです。
実績はキスくらいで、障害物がなく、魚が定着しにくい地形をしています。
夏から秋にはキス釣りが良さそうです。
また、釣果は確認できていませんが、夏の夜に遠投投げ釣りでマダイが釣れるかもしれません。
湾内はこのようになっていて、船の停泊している方数は少なく、アジが回っていれば至る所で釣りが楽しめます。
また、夏の夜間のぶっ込み釣りでも面白い魚が釣れるかもしれません。
一段高い堤防に登るには備え付けられている木製の脚立を使うことができます。
堤防の高さは1.5mほどです。
高い堤防に登ると反対側に消波ブロックがあり、その間で釣りをすることになります。
漁港内の船もこの道を通るので船が来たら急いで仕掛けを回収してください。
この場所では飛ばしサビキやフカセ釣りがオススメです。
ちなみに初冬になるとこのようにイカ墨の形跡が目立ってきます。
アオリイカの釣果は期待できるかもしれません。
次は釣り場マップの左側にある消波ブロックの付け根部分の堤防を紹介します。
行き道には「小型船の使用禁止」の看板があるので、プライベートの船の出航・持ち込みが禁止されています。
消波ブロックの付け根に当たる堤防では広大な外海に向けて釣りができますが、水深が浅く、海底に磯があるので、投げ釣り等の遠投する釣りだと回収時に根掛かりする可能性が高くなるので、釣りには不向きな場所になります。
上からでも磯影が見えるので、ポイントを絞ってフカセ釣りをするといった釣りだとできると思います。
磯周りなので、グレやベラなど磯ものの魚を釣ることができます。
消波ブロック側から漁港を見るとこんな感じです。
先ほど紹介した高い堤防から消波ブロックまでの距離も長いので十分楽しむことができます。
水中映像
この動画で紹介していますが、12月の水中映像を撮影してきました。
この時はちょうどアジの回遊があり、フカセ釣りをしていても刺しエサが一瞬でなくなってしまうほどでした。
魚のサイズや海底の地形など気になった方がいらっしゃれば確認してみてください。
まとめ
小さな漁港ですが、釣り人が程よく集まる場所で、コンスタントに何かが釣れているので、一度お試しでエントリーしてみてはいかがでしょうか。
個人的にはアジを釣ってヤエンでイカを狙うか、泳がせ釣りで何か大きなものを狙うといった釣り方がおすすめです。