【釣り場案内】和歌山県みなべ町目津崎

この記事では目津崎と呼ばれる場所の釣り場の環境などを紹介しています。

もし、「実際に行ったみたい」「リアルに知りたい」と思われた方がいらっしゃったら、YouTubeにも動画をあげているのでそちらも合わせて一度確認してみてください。

目津崎で人気のあるカンスという場所への行き方も動画で紹介しています。

事前に知っていなければなかなかわからない道になるので初めての方はチェックしてください。

1箇所難関な場所があるのと、大潮で満潮の時は海に入らないといけない(深くても膝くらい)場所になっていますのでご注意を!

また、目津崎は半島のようになっていて、周りをぐるっと歩いた動画も作りました。

どんな地形になっているのか、どんな場所なのか気になった方はチェックしてみてください。

和歌山県みなべ町にある目津崎

目津崎とは半島のように海に突き出たような形をしており、全面が磯で覆われた釣り場になります。

波や風の影響を受け、釣りがしにくかったり危険な日もありますが、穏やかな日にはとても行きやすく釣りがしやすい場所になります。

魚影も濃いのでショアジギングやフカセ釣りにおすすめです。

また、磯遊びもできるような場所がたくさんあり、潮溜りには小魚やエビがたくさん泳いでいます。

小学生くらいのお子様との夏の磯遊びにもぴったりの場所になります。

釣り場マップ

駐車場とトイレ

駐車場のすぐ目の前にトイレがあり、自動販売機もあるので釣り場の環境的にはいい条件が揃っています。女性の方でも嬉しいポイントです。

駐車場は10台ほど停めることができ、そこまで釣り人が入ることがない場所なので、満車になることは少ないです。

釣り座

サーフの千里の浜

駐車場からすぐ近くの場所にある広い砂浜が「千里の浜」で、キスやチヌを狙った投げ釣りがおすすめの場所です。

夏には海水浴などで遊ばれている方もおられます。海水浴場という形にはなっておらず、綺麗な砂浜がある場所というような感じです。人は少なく、多くても3組ほどだと思います。

釣り場にもなっていて、地磯のように凸凹した場所よりも平らで安全で、椅子でも置いて長時間楽しむこともできる場所になります。

5月中旬から8月上旬くらいまではウミガメが産卵のために砂浜に訪れるようなので、夜間の車のライトはあまり照らさないでほしいとの旨が書かれた看板が設置されています。

自然を守るためにご配慮が必要です。

駐車場から近い地磯

駐車場から海辺の方に向かうとすぐ左側に磯場があり、半島をずっと囲うように広がっています。

場所によっては障害物が少なかったり、水深があったりといい場所もありますが、背の高い磯が足元にも続いており、魚や仕掛けを取り込みにくいといった場所もあるので釣り場選びが必要になります。

磯が沖にも点在しているので、投げ釣りやカゴ釣りなど遠投する場合は根掛かりにご注意ください。

グレの魚影は濃いのでライトカゴ釣りや少し遠投気味のフカセ釣りなどで楽しむことができます。

アオリイカ狙いの人も多い場所です。

ノッコミの時期(3月末から4月くらい)は磯にマダイやクロダイといった大きな魚が寄ってくるので釣りやすい時期になります。

一番人気の「カンス」

目津崎で一番人気なのはカンスと呼ばれる駐車場から一番遠く、半島の反対側にあたる部分になります。

水深があり、障害物も適度にあることから魚影が濃く、釣り人も多いポイントになります。

駐車場から山越えルートで歩いて10分ほどかかり、道中少し危険な斜面を下る場所もあるのでお子様や力の弱い方には少し不向きな場所になります。

駐車場から近い半島の外側をぐるっと回れるようにも見えますが、干潮の時間でもウェーダーがないと靴が浸水するような場所もあるのであまりおすすめできません。

カンスでは、イワシなどの子魚の回遊もあるので、それをエサにしようと青物が回遊してくることもありますし、遠投カゴ釣りで青物やマダイを狙うこともできます。

地元の人だとカゴ釣りでアイゴを狙っている方などもおられます。

「カンス」への行き方

カンスへは半島をぐるっと回る外回りコースと、山の中を超える山越コースの2コースがありますが、基本的には山越コースを使います。

なぜか船が一年中置かれており、ちょうどこの船の間をすり抜けるようにして森の中に入っていくと釣り人が通る獣道のように開かれた筋道があります。

森は浅いので険しいとか虫がたくさんいるとか暗くて怖そうとかそういう場所ではなく、普通の林の中のような感じです。

山越えコースは山を越えてから1箇所だけ紐を使って3m程の急斜面を降りる場所がありますが、その場所以外は安全な道が多いです。

(大潮の干潮の時間帯は急斜面がある上の方をそもそも登らずに下の岩場を通ることができます)

紐で降りる場所は両手を使えるように荷物をリュックタイプのものにしたり、紐を持参しておいて先に荷物だけを下ろすなど工夫が必要です。

安全第一で気をつけてください。

まとめ

目津崎はみなべ町の中でも地磯の範囲が広く、駐車場からも簡単にアクセスできることから釣りがしやすい場所になります。

カンスでは水深もあり、回遊魚もいるのでいろんな釣り方でいろんな魚を狙うことができ、面白いポイントになります。

ぜひ、いろんな釣り方で狙ってみてください。