夏こそ海に浸かって釣る!ちょい投げ&ライトジグで楽しむ水際フィッシングの紹介

夏の釣りは楽しい。でも暑い――。
そんな悩みを解決してくれるのが、「海に入りながら楽しむ釣り」です。

特に、今回は

  • 初心者でも挑戦しやすい「ちょい投げ釣り
  • 小型メタルジグで回遊魚を狙う「スーパーライトショアジギング
    この2つにフォーカスしてご紹介します。

どちらも道具がシンプル・釣れる魚が美味しい・そして何より涼しい!
そんな「夏の釣りの最適解」とも言える釣りスタイルを、実践的にお伝えします。

海に入りながら釣るメリットとは?

まずは、なぜ「海に入りながら釣る」スタイルがいいのか、その理由を整理しておきましょう。

1. 暑さ対策になる

水に足を浸けるだけで、体感温度が数度下がると言われています。
真夏の暑さでは釣りができないほど気温が上昇します。

そのため、暑さのせいで釣りを断念される方も多いはずです。
しかし、海に入りながら釣りをすることで、気温は高くても体温はそこまで上がらずに釣りを一日中楽しむことができます。

よく熱中症になった時に脇や手首を冷ますといいと言われますが、それは体をめぐる血液の温度を下げているということです。

血液は体中にあり、一部分を冷やすことで体全体の血液の温度が下がり、結果的に体全体の温度が下がるということにつながります。

そのため真夏でも海水に少し入りながらという状態なら熱中症になりづらく、釣りを楽しむことができます。

この際、足元には牡蠣殻などがある場合もあるので、サンダルやマリンシューズの着用をおすすめします。

クラゲが怖いといった方はレッグカバーなどを着用して刺されにくくするという方法もあります。

2. 静かな場所を選びやすい

堤防や釣り公園は混雑しがちですが、砂浜やサーフなら自由に立ち位置を選べるのが魅力です。
砂浜だと釣りができる場所の距離も長いため、人目や釣り人の感覚なども気にせず、のびのびと釣りができます。

3. 魚が近い

特に夏場は、シロギスや小型青物などが岸寄りに回遊してくるシーズン。
砂浜から釣りができるポイントでも十分そういった魚を狙うことができます。

【1】初心者に最適!ちょい投げ釣りでキスを狙う

■ どんな釣り?

「ちょい投げ釣り」とは、その名の通り、数十メートル先に仕掛けを軽く投げて底物を狙う釣り方です。
特に狙いやすいのが「シロギス」。夏〜秋にかけて岸際に接岸するため、水に入った場所から10〜30m投げるだけで釣れることも多いです。

■ 必要な道具

道具内容
ロッド7〜9ftのルアーロッドや万能竿でOK
リール2500〜3000番のスピニングリール
ラインナイロン3号前後/PE0.8〜1.2号
仕掛けジェット天秤+2〜3本針のキス仕掛け
エサゴカイ、青イソメ、またそれに似た小型ワームでも代用可能

■ ポイントとコツ

  • 投げすぎない:近距離で食ってくることも多いため、遠投は不要です。
  • 引き釣りが基本:ゆっくりリールを巻いて仕掛けを引いてくると、キスが追ってきます。
  • 釣れると連発する:群れに当たると次々に釣れるので、同じ場所に投げ続けるのがコツ。

■ どんな魚が釣れる?

  • シロギス(本命)
  • ハゼ
  • ベラ
  • カワハギ(外道でよく釣れる)

中学生くらいのお子様でもできる釣りなので、ぜひ挑戦してみてください。

女性の方や虫餌が苦手な方は虫餌に似たワームを使用しても魚にアピールすることができます。

フグばっかり釣れるという方は少し遠投気味に投げて狙う場所を変えてみてください。

浅すぎる場所にはキスもいますが、フグも多くなる傾向にあります。

仕掛けはキス用のもので大丈夫です。

ワンタッチでつけるだけなので、とても簡単です。

【2】小型ジグで回遊魚!スーパーライトショアジギング

■ どんな釣り?

「スーパーライトショアジギング」とは、10〜20g程度の軽いメタルジグをキャストして青物や回遊魚を狙う釣りです。
特に夏場は、サバ、ソウダガツオ、カマスなどの小型回遊魚が岸寄りにやってくるため、浅場からでも釣れるチャンス大!

海に浸かって少しだけ沖を狙うと、プレッシャーの少ない群れに当たりやすくなります。

■ 必要な道具

道具内容
ロッドシーバスロッドまたはライトジギングロッド(8〜9ft)
リール2500〜3000番のスピニング
ラインPE0.6〜1号+リーダー(フロロ12〜16lb)
ルアーメタルジグ10〜20g/ジグサビキも効果的

■ アクションと狙い方

  • 基本はリフト&フォール:ジグを持ち上げて落とすことで魚にアピール。
  • 早巻き→ストップの繰り返しでもヒットすること多数。
  • 魚の回遊時間を読む:朝まずめ・夕まずめがチャンス。

■ 釣れる魚たち

  • サバ
  • ソウダガツオ
  • カマス
  • セイゴ(スズキの幼魚)
  • メッキ(ギンガメアジ)など

ライトな装備で意外な大物がかかることもあり、ドキドキ感も満載

砂浜から狙えるポイントに岩場がある場合はワームとジグヘッドのセットを使って根魚を狙うことも可能です。

釣り場の環境によって使うルアーを変えてみてください。

【おすすめのルアー3選】

メガバス:マキッパ

キャストして海底まで落として、あとはゆっくり巻いてくるだけで色んな魚を狙うことができます。

後ろについているブレードがキラキラして、アピール力も高いのがポイント

その名の通り巻いてくるだけで魚が釣れるので初心者にも上級者にも面白いルアーです。

メジャークラフト:ジグパラシリーズ

ジグパラシリーズは他のルアーと比べて値段が安いものが多いので、初心者の方でも手が出しやすいルアーだと思います。

そんな中でもリアルデザインとしてアジやイワシ、サバなどにとても似せて作られた「ライブベイトカラー」がおすすめです。

釣りをするにもリアルデザインのルアーは釣れそうだと感じることができますし、ぜひ浸かってみてほしいルアーになります。

サイズ展開も様々ありますが、まずは10g〜15gの軽めのものを使用してください。

メジャークラフト:ナノラバ

タイラバという船からマダイを狙うルアーがありますが、それをライトなショア用に開発されたのがナノラバになります。

頭とオモリの機能を兼ね備えた頭部と、小魚などに見せる後ろのネクタイでアピールします。

ルアーでよくあるブレードと機能は同じですが、ネクタイに反応しやすい魚もおり、ハードルアーでは釣れなかったという場所でぜひ一度試してみてほしいルアーになります。

どちらの釣りもできるタックル紹介

次は釣りに必要な竿やリールを紹介します。

ちょい投げ釣りもルアー釣りもできる万能なタイプを紹介していますので、参考にしてみてください。

竿

シマノ:23 ルアーマチック

ダイワ:ルアーニスト

シマノ・ダイワという釣り具2大メーカーから販売されている入門用のルアーロッドになります。

ちょい投げ釣りもこの竿を使って釣りをすることができるので、この竿1本あれば両方の釣りが楽しめるといった具合になります。

竿には種類やサイズや適合オモリなど様々な条件があるため、わからないといった方はこれらの竿で、上記のちょい投げ仕掛けやルアーの重さ(10〜20g)のものを使用して釣りをしてみてください。

リール

シマノ:19 FX

リールには本来ラインが巻かれていない状態で販売されているものが多いですが、一部すでに巻かれている商品があります。

ここで紹介する19FXというリールも初めからナイロンライン3号が150m巻かれている商品になります。

黄色のラインが巻かれているので、ルアーで使う場合は透明のナイロンラインを1mほど電車結びで繋げてリーダーラインと呼ばれるようなイメージで使うことをおすすめします。

ここで紹介するリールの大きさはC3000番という大きさで、ちょい投げ釣りやスーパーライトショアジギングをするにはちょうどいいサイズになります。

【安全面の注意点】

海に入って釣りをする際は、以下の安全対策がおすすめです。

1.マリンシューズ・アクアシューズの着用
 → 足元の貝殻や岩での怪我防止に必須。

2.フローティングベスト(ライフジャケット)の装着

 →そこまで深い場所にはいかないと思いますが、海に入るわけなので、浮く素材が使われているフローティングベストがおすすめです。膨張式のライフジャケットだと一度膨らんでしまうと買い替えが必要になります。

3.潮の流れ・満潮干潮時間を必ずチェックする

 →魚が動きやすくて釣れやすいタイミングや荷物を置く場所などの様々な情報を得られます。

4.天候が急変しやすい夏は、雨雲レーダーなども活用

 →特に雷の際には水辺から離れましょう

5.水分補給・休憩をこまめに(暑さ対策も忘れずに)

 →足が海に浸かっているので波の揺れにも耐えようと力が入ったりバランスを取ったりして体力が削られたり、汗をかいたりしています。熱中症には気をつけましょう。

まとめ:涼しくて釣れる、夏の新定番スタイル!

「ちょい投げ」と「スーパーライトジグ」。
どちらも海に入りながら楽しめて、暑さを和らげつつ釣果も狙える夏にぴったりの釣り方です。

こんな人におすすめ

  • 堤防が混んでいて釣り場がない人
  • 暑さが気になるけど釣りはしたい人
  • ファミリーフィッシングや初心者デビューにも
  • コンパクトな装備で軽快に動きたい人

次のお休み、クーラーボックスとタックル一式を持って、ぜひ水辺での「涼しい釣り時間」を体験してみてください!