基本の投げ釣りで必要な釣具を紹介。

この記事では基本的な投げ釣りに必要な釣具を一式紹介していきます。

これから投げ釣りを始めようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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投げ釣りには大きく2種類ある

まず投げ釣りといっても大きく2種類に分けることができます

簡単に言ってしまうと、遠投する距離の違いにあります。

遠くに仕掛けを投げ入れて、より大きな魚や沖にいる魚を狙いたいという時には、より重たいオモリが必要だったり、そのオモリを扱える強い竿が必要だったり、長いラインを収容できる大きなリールが必要ということになります。

この記事ではそんなあらゆる道具が必要な長距離を攻めることができる遠投投げ釣りに焦点を当てて説明していますが、50m未満ほどの比較的近い距離を狙う「ちょい投げ釣り」にも使うことができるものもたくさんありますので、是非最後までご覧ください。

必要なタックル

タックルとは竿やリールのことを一般的に指します。

竿

まず竿から紹介しますが、投げ釣りではその名の通り、投げ竿という分類の竿を使います。

投げ竿は扱えるオモリに焦点を当てており、竿の名前の一部にも「15」「20」「30」というような数字が入っていることが多いです。

これは例えば、「15」という数字が入っている場合の竿だと、15号のオモリが最適に扱えますよという意味になります。

数字が上がるにつれ、オモリの重さも重たくなるので、遠投するときに長距離が出せるようになります。

しかし、重たければ重たいほどいいのかと言われればそういうわけではないので、少しポイントを箇条書きでまとめてみます。

  • 重たいとそれだけ投げるのに力がいる
  • 重たいオモリを扱う場合、太いラインがたくさん巻ける大きなリールがいる
  • 釣り場のポイントによってはそれほど投げないほうがいい場所がある
  • 重たいオモリを扱える竿の方が値段が高い

以上のように、重たいからいいというわけではなく、自分に合ったちょうどいい重さの竿を選ぶといいでしょう。

女性で釣りをあまりしたことがないという方なら20号くらいの竿がおすすめです。

男性で力があり、釣りも経験があり、真っ直ぐに仕掛けやルアーを投げられるというかたなら40号クラスの竿でも扱えると思います。

竿の長さも短いものなら3m、長いものなら4.5mという種類がありますが、堤防から気軽に釣りをしたいという場合は3m前後の短い竿の方が、値段も安く、短い分扱いやすく、竿先が近いので、同じオモリをつけていても軽く感じることができます。

また、磯などで足元に岩があるような場所だとできるだけ竿先も海の方へ突き出したいということもあるので、できるだけ長い竿を扱う方がひかかりにくくトラブルを少なくすることができます。

ぜひ紹介した要素をもとに竿選びをしてみてください。

リール

次は竿に取り付けるリールについて紹介します。

竿にはリールを取り付けるリールシートというものがありますが、竿の種類や大きさによっても変わります。

同じように、リールにもリールシートに取り付けるためのリールフットという場所がありますが、これもリールの番手サイズの違いでサイズが変わってきます。

竿のリールシートと、リールのリールフットのサイズが合わないとタックルとして使うことができません

そこまで神経質にならなくても合う事が多いですが、竿とリールのバランスが設計時に考えられており、明らかに違うサイズのものを合わせてしまうと失敗してしまうので、大体の目安も含めて紹介します。

遠投投げ釣りの場合だと汎用リール(万能リール)などと呼ばれるジャンルのスピニングリールなら4000〜6000番あたりのサイズがおすすめです。

メーカーが販売している50%ほどは汎用リールで、どんな釣りでもお使いいただけるものとして販売されており、投げ釣りの場合でも使う事ができます。

竿が20号前後の場合は、スピニングリールの4000番、5000番あたりがおすすめです。

またもう少しパワーがある30号だと、6000番あたりもちょうどいいサイズになってきます。

このあたりを目安にしていただき、もし自分がすでに持っているリールがあるという事なら是非一度投げ竿を買って合わせてみてください。

メーカーのカタログなどにはルアー釣りにおすすめというように投げ釣りの文言が入っていないこともありますが、そもそも投げ釣りをされる方が釣り人の中でも少ないということもあり、あまり名前が出てこないですが、汎用リールであれば使う事ができるので安心してください。

中には投げ釣りに特化した「投げ釣り専用リール」というものもあります。

注意が必要なのが、投げ釣り専用リールには、細糸用と太糸用があり、キスを狙う場合に使う細糸用はスプールの溝が浅く、細いラインでもそれなりにラインが巻くことができ、かつ、糸よれがつきにくい仕様になっていて、抵抗が少なく、飛距離を伸ばす事ができるというものになっています。

太糸の方は、キスよりももう少し大きな魚も狙いたいといった時におすすめで、17ファインサーフ35の太糸仕様の場合、ナイロンライン3号という太さのラインが200m巻けるというリールなので、クロダイやマダイ、マゴチ、カサゴなどいろんな種類の魚も釣れる強度のラインであり、初めての方にはおすすめです。

一番は道糸にPEラインという種類のラインの2号を200m巻くことをおすすめします。

ナイロンライン3号だと、30号ほどの重たいオモリを大遠投する時の力に耐えられず、切れてしまう可能性が高いです。

PEラインはナイロンラインよりも少し扱いが難しいので、ナイロンラインをまずは使いたいという方にはこちらのリールがおすすめです。

17クロスキャストの4000QDの場合は、ナイロンラインの6号を200m巻く事ができるリールになります。

ナイロンライン6号なら30号のオモリをフルキャストしても切れることは低いですし(ラインに傷などがあれば切れる可能性もあります)、時々ヒットする大きな魚とのやりとりでも対抗する事ができます。

スズキやクロダイなどの魚をメインに狙いたいという方や、カゴ釣りもしたいという方にはこちらのリールがおすすめです。

長々と紹介してきましたが、ナイロンラインの号数の強度やPEラインというラインも気になった方は調べてみてください。

仕掛け

次は仕掛けと紹介する仕掛けを使うにあたって必要になる小物類を紹介します。

ハヤブサ:秋田キツネ

ハヤブサの秋田キツネと商品を取り上げましたが、仕掛けの形を見ていただき、こんな感じの仕掛けであればどんなものでも使用できます。

仕掛けの上側にはスナップ付きサルカンがあり、下に枝針が1〜2本、一番下にも針が1本あるという仕掛けになります。

リールから出ていて、竿のガイドを通したラインにまず、ジェット天秤という天秤のジェット部分(オモリ部分)の付いている輪っかに結びます。

反対側の何も付いていない棒状の先の輪には仕掛けのスナップをつけたら完成です。

ジェット天秤にはオモリの重さの違いよる号数が書かれており、ちょい投げ釣りをする場合は3〜5号のミニミニ天秤を選ぶといいですし、大遠投したいという場合は10〜20号の天秤を選ぶことで飛距離を伸ばすこともできます。

エサは生きた虫エサがおすすめです。

こればかりは海辺の釣具屋さんで取り扱いのある店舗を探して、購入しましょう。

虫エサとはエサの総称のことで、実際の名前は下記に記しておきます。

  • 石ゴカイ:身が柔らかく、小さな魚が食べやすい。また小さいサイズが多い。
  • アオイソメ:石ゴカイよりも大きいものが多い。店によっては「極太」「太い」「細い」など太さによって分けられていたりするので、キスを狙う場合は「細い」ものがおすすめです。

虫エサが触れない、触りたくないという方には虫エサ用のピンセットがおすすめです。

虫エサを掴んで、針につけ、余分な長さは切らないといけないので、素手でするのは初心者の方にとっては少し嫌な作業に感じるかもしれません。

課金しても損はないと思います。

一本釣り仕掛け

いろんな魚を砂浜や堤防や磯から投げ釣りで狙うという場合には針が1つの一本釣り仕掛けが主流です。

先ほど紹介した仕掛けはキス釣りの時の仕掛けで、たまにクロダイやエソ、カサゴなどの魚も釣れるというものですが、今回紹介する方法はクロダイやマダイを狙って釣るという方法になります。

まずは、針を用意します。

針をラインに結べない方はすでに結んであるものでもいいですし、結び方を調べて挑戦してみてもいいでしょう。

針は以下のようなものを選んでみてください。

  • 丸セイゴ 10〜15号:オーナーやがまかつといったメーカーから販売されている投げ釣りの万能針
  • カットビッグサーフ 9〜13号:オーナーから販売されている投げ釣り用の針で、針掛しやすく、細身なのに強い針でおすすめです。

オモリとして使うのは遊動天秤というものになります。

この天秤についている2つの棒の向きを45度になるように曲げて使用します。

あとは、サルカンシモリ玉が必要になります。

全部を合わせるとこんな感じの仕掛けになります。

まず、リールから竿のガイドを通して出てきた道糸ラインに天秤の輪が小さい方にラインを通します。

次はラインにシモリ玉を1つ通して、サルカンを結びます

次は針を結んだラインを天秤の輪が大きい方に通して、シモリ玉を通します

最後にすでに片方結ばれたサルカンに針を結んだ方のラインを結ぶと仕掛けの完成です。

サルカンとシモリ玉が抵抗になって、遊動天秤の輪のところで固定されますが、魚がかかったときにハリスラインが動くことができるので「遊動式」になっています。

ハリスラインがいくらでも出る状態にすることもできますが、ラインが出るほど根掛かりのリスクが増えます。

投げ釣りでは長くて15分ほどそのままの状態で置いておくので、ハリスラインをある程度制限しないと小魚などに突かれたりしてハリスラインが遊動天秤よりも遠くに離れてしまうということも起こりえます。

制限ありの遊動式なので、竿先に反応が出たら合わせに入りましょう。

エサは同じく虫餌が主流になります。

マムシやユムシといった少し高価なエサも有効になります。

便利グッズ①:竿受け三脚

投げ釣りでは仕掛けを海に投げて、少しづつリールのハンドルを巻いてきて、ラインを回収する探り釣りと、余分なラインだけ回収して竿先に魚のあたりが出るまで待つ釣りの2種類あります。

多くの方がイメージされるのが、竿を立てかけておいて、待つ釣りだと思いますが、そんな時に便利なのが、竿受け三脚です。

竿を2〜3本は立てかける事ができますし、竿を立てかけるだけなので、取り扱いが簡単です。

竿を立てかける時には三脚に対して力が下方にではなく、斜め方向にかかるので、倒れやすくなります。

一般的に竿受け三脚を使う場合は倒れないように固定するために、水汲みバケツに海水を組み、竿受け三脚についているS字フックにかけるなどして固定するので、竿受けを使い場合には水汲みバケツも同時に用意しておきましょう。

便利グッズ②:竿受けピトン

竿受け三脚は三脚部分を地面に3点でバランスを取るという商品で、磯など凸凹している場所では少し使いにくいというデメリットがあります。

磯で投げ釣りをする場合には、竿受け三脚を置けるスペースを見つけて上手に使うか、手っ取り早く、ピトンを使うという方法があります。

ピトンを使う場合には必要なものがいくつかあり、まず磯釣りをする場所で、ちょうどいい穴を探す必要があります。

そして、穴の中に竿受け部分のピトン(ステンレスの棒)を入れて、少し余裕があるような場合はハーケンを1〜2本刺して、しっかりと固定する必要があります。

また、ハーケンを固定するときにステンレスハンマーも必要になります。

以上の道具で竿1本分の竿受けとしての機能ができるというものになります。

少し必要なものは多くなりますが、引きの強い魚がかかった時にもステンレスの素材でしっかり固定しているので、竿が海に飛んでいくという心配などが少なくなります。

便利グッズ③ヒットセンサーor鈴

魚が当たった時に竿先を見ていればあたりがわかりますが、竿を数本出している時や、夜間などはどうしてもあたりに気づきにくくなります。

そういった時には音や光で知らせてくれるヒットセンサーや鈴などがおすすめです。

このヒットセンサーであれば、光だけで知らせて欲しいという時にダイヤルを調節すれば音が出なくなりますので、周りに釣り人がいる時にも静かに釣りをする事ができます。

キャストする時は投げる遠心力で外れてしまう可能性があるので、毎回外すという手間はありますが、知らせてくれるのは便利です。

便利グッズ④イス

投げ釣りは待つ釣りの代表的な釣り方なので、待っている間に座れるように椅子があった方が快適に釣りができます。

磯釣りの場合は折り畳みの椅子では足場が不安定になるので、ご注意ください。

便利グッズ⑤グローブ

重たいオモリを使っていると遠心力がかかり、ラインも勢いよくリールから出ていきます。

その時に起こりやすいのが指の火傷になります。

そんな事が起こらないように手袋をおすすめします。

滑り止め機能がついているものであればどんなものでもいいですが、夏場は暑くて、冬場は寒いと思うので、それぞれの気候にあった手袋をおすすめします。

釣具メーカーの商品でも安いものを探せばあったりもするので調べてみてください。

便利グッズ⑥ロッドエンドキャップ

投げ釣りの場合は待つ釣りなので、竿を立てかける事が多いですが、どうしても地面に当たるロッドエンド部分には傷がついてしまいます。

せっかく買った高い竿も傷がつくとモチベーションが下がったり、大切に扱っていこうと思っていた頃の気持ちが薄れてしまったり。

そういった傷が気になる、心配だという方にはシリコン製のエンドキャップがおすすめです。

竿にピッタリ合うサイズかどうかを調べるのが難しいですが、一度サイズなども含めて確認してみてください。

便利グッズ⑦タケカケ君

堤防での釣りでは堤防の作り上、外海側に塀(少し高い壁)があることが多いです。

そんな場所にも竿を置けたら、釣りに行く際にも必要な道具が減り、身軽に移動する事ができるようになります。

一度行ったことのある場所でそういった情報も知っていれば、タテカケ君という選択肢も入れれると思います。

あらゆる堤防の斜面の角度に合わせる事ができますし、しっかり厚みもあるので、もし仮に魚が当たって竿が引っ張られても傷がつくことはありません。

また、タテカケ君自体に少し重量があるので、普通の風くらいでは飛んでいくという心配もありません。

便利グッズ⑧尻手ベルト&ロープ

尻手ベルトは釣り竿用の商品で、ツルツルとしてロッドエンドまで凸凹もない竿が多く、紐を結ぶ事ができないので、マジックテープで固定できる尻手ベルトがおすすめです。

D管とマジックテープがあれば自作することも可能です。

また、竿につけた尻手ロープのD管に紐を結びますが、基本的にはどんな紐でも大丈夫です。

竿一本に対し2〜3mの紐をつけ、クーラーボックスなど重たいものに結んでおくと、遊泳力のある魚がかかって、竿をすぐに手に取れない場合でもよっぽどのことがない限り、竿が海に落ちることはありません。

毎回結ぶのが面倒だという場合にはカラビナがおすすめです。

便利グッズ⑨仕掛けストッカー

次に紹介するのは仕掛けを綺麗に収納できる仕掛けストッカーになります。

投げ釣りはフグによってラインがボロボロにされたり、針を折られたりすることがよくあります。

そんな時にもすでに針とラインを結んでおいて、仕掛けストッカーに収納しておくことで手返し良く釣りをすることができます。

また、2本針仕掛けを用意してみたり、フロート玉を中間部分につけてエサが浮くように工夫してみたりと、仕掛けの作り方を変えることで、いろんな場面でいろんな魚に対してアピールすることができます。

便利グッズ⑩フィッシングバッグ

最後に紹介するのはフィッシングバッグです。

投げ釣りは比較的荷物が少なくて済む釣りになります。

片手にクーラーボックスを持ち、中に水汲みバケツと虫エサを入れておき、もう片手に竿受け三脚と釣り竿、体に小物類を入れたフィッシングバッグと、背中にタモ網をかけるという装備でも釣りができます。

フィッシングバッグの中に入れておいた方がいいものを簡単に紹介します。

  • ハサミ
  • ペンチ
  • ナイフ
  • フィッシュグリップ
  • ハリスライン
  • 針(単体)
  • 仕掛けストッカー
  • 天秤
  • ガン玉やサルカンなどの小物入れ

釣りでは以上のものがあればできますし、その他、私物を入れたいという方もおられると思います。

それも見越してサイズを調節したり、カバンでは入りきらないという場合には、たくさんものが入るバッカンという選択肢もあります。

バッカンは仕切りも何もないただのケースですが、収納量も多いので釣り道具として便利です。

まとめ

いかがでしたか?

投げ釣りであったらいいなと思うものをたくさん紹介してきました。

気になる商品があれば一度値段や性能なども含めて見てみてください。